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高機能素材Week 東京展
第4回サステナブルマテリアル展に
出展いたします!

2024/10/07

昨年に引き続き、2024年10⽉29⽇〜31⽇に千葉市幕張メッセにて開催される「第4回サステナブルマテリアル展」に出展いたします。本展示会はサステナブル材料・リサイクル技術が一同に出展する専門展です。当社も、リサイクル材料、植物由来材料、バイオマス包装資材等を出展いたします。

リサイクルスキーム図

【出展予定アイテム】

エアバッグリサイクル材

自動車に搭載されているエアバッグの材料であるナイロン織物の多くは、シリコンなどがコーティングされた複合素材であるため、リサイクルが難しく、大半が廃棄されています。今般、豊田通商は技術パートナーと連携し、エアバッグ製造工程における端材のリサイクル、および廃車から回収したエアバッグのリサイクルに成功しました。サーキュラーエコノミーの実現を目指してまいります。

海藻再資源化事業

三陸海岸沖では、国内のわかめの約70%が生産されています。わかめの葉体やメカブは食用になりますが、元茎部位は硬いことから食用へは向かず廃棄されています。豊田通商は、三陸沖で発生するわかめの元茎を効率的に回収し、有効成分を抽出してバイオ素材を利活用していくことで、ブルーカーボン生態系の保全に貢献していきます。

レイテスト®バイオ

レイテスト®バイオは紙にPLA樹脂(生分解)をラミネートした新しいタイプの食品包装材料です。コンポスト処理することができ、高い耐油性とPP同等の耐熱性、PE同等のヒートシール性を有します。

Kireine トイレに流せる超厚手おしりふき

植物繊維100%で環境に優しく、1枚でしっかり拭ける超厚手タイプのおしりふきです。拭き取り性が抜群で、裏抜けの心配もなく、介助者様のご負担を軽減できます。1回の使用枚数を減らすことができ、コストの削減や環境負荷低減にも貢献できます。水分・保湿成分をたっぷり含んでいるため、お肌に優しいおしりふきです。また、圧倒的な水解性で、下水のトラブルを軽減します。水に溶けて細かい泥状になるため、下水汚泥としてリサイクルが可能です。

Kireine 超保温ふんわりからだふき

植物繊維100%で環境に優しいからだふきです。厚手で空気や水分を大量に含んでいるため、レンジやウォーマーで「温めやすく、冷めにくい」特徴があります。空間に汚れをしっかりキャッチするので、使用枚数・作業時間を削減することができます。また、ほどよい柔らかさで、細かい部分もしっかり拭けます。

Kireine ふわっとたっぷり吸水タオル

植物繊維100%で環境に優しく、濡らして温めても冷めにくい吸水タオルです。厚手でスポンジのように空間が多いパルプ不織布なので吸水性が高く、使用枚数・作業時間を削減することができます。ふんわり柔らかで、細かい部分もしっかり拭けます。

リサイクル炭素繊維

CFRPの廃棄物は、そのほとんどが埋立処分されています。これらの廃棄CFRPに化学処理を施し、新品同等の性能をもつリサイクル炭素繊維を回収していきたいと思っています。

新型セルロース繊維

一般的な再生セルロース繊維=「ビスコースレーヨン」は製造過程で苛性ソーダや二硫化炭素といった環境負荷の高い物質を使用しています。私たちは、パートナー企業と製造時から環境負荷が少ないセルロース繊維の開発に取り組んでいます。 この成果はNEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)の助成事業の成果の一部を利用して得られたものです。

植物由来のパルプ

海外のパルプメーカーで製造された製紙用クラフトパルプ、衛材用などで使われるフラッフ用ロールパルプなどの木材パルプと、コットンリンターパルプやアバカパルプ、竹パルプなどの非木材パルプを取り扱っています。環境に配慮したサプライヤー、物流事業者との取り組みにより、地球環境保護に貢献し続けてまいります。

麻袋アップサイクルプロジェクト

世界各国からコーヒー生豆を輸入する際に使用される麻袋は、国内で年間3,000トン以上が利用され、廃棄されています。麻袋を加工し、土木用シートやコースター紙などへアップサイクルすることでCO2の削減に貢献してまいります。この麻袋は主に天然繊維であるジュートから製造されており、ジュート自体は針葉樹と比較して約5~6倍の速度で二酸化炭素を吸収します。

再生ポリエチレンフィルム

豊田通商グループの倉庫などで排出される廃ストレッチフィルムを回収・再ペレット化し、物流梱包資材として使用しています。年間約200トンの使用実績があり、グループ内で使われる梱包用フィルムは、すべて再生ポリエチレンに切り替えました。この梱包用フィルムは100%リサイクルポリエチレンでできています。その結果、CO2の排出量はバージン品を使用していた時の半分に削減されました。ストレッチフィルム、エアキャップ、ポンチョなど、さまざまな用途へ広げていきたいと考えています。

リサイクルPP樹脂の繊維化

これまで、廃車からのプラスチックの回収・リサイクルは困難で、そのほとんどがサーマルリサイクルの熱源に利用されていました。私達はこの廃車から発生するプラスチックの廃材からポリプロピレンを選別・回収し、リペレットされたものから短繊維の紡糸に成功しました。自動車部品用の不織布にすることで、Car to Car リサイクルを実現します。

【問い合わせ先】
豊通マテックス株式会社 開発室
E-mail:tmx_kaihatsu@tmx.toyotsu.net

サステナブルマテリアル展URL:https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/visit/susma.html
来場ご登録ページURL:https://www.material-expo.jp/tokyo/ja-jp/register.html?code=1164041759410633-OYY